新生児にきびは、生後1ヶ月(28日目)までの新生児期に発症するにきびを指します。しかし現実的には生後2週間から発症することが最も多く、生後3ヶ月までに発症する場合までを含めたものを総称して「新生児にきび」と呼んでいます。
そして大体は、生後8ヶ月以内に消え、男女の比率では圧倒的に男児に多いといわれます。新生児にきびのできる部位は、顔面、特に頬に発症しやすいのが特徴です。次いで額(ひたい)、頭部などに生じやすく、逆に胸部や背中に生じることはほとんどありません。
新生児にきびの治療の基本は、ぬるま湯と石鹸を用いて毎日十分に洗顔を行うことが重要で、全身療法などは必要ありません。皮脂腺機能の亢進している新生児期と、これに続く数カ月を過ぎれば自然に治癒しますので、新生児にきびは、思春期にきびや大人にきびとは、異質のものであるといえます。
●新生児にきびの対処について
新生児にきびはさほど神経質になることもありませんが、赤ちゃんはよく汗をかいたり脂漏がたまりやすいので、こまめに顔や頭などを拭いて上げることは大切です。新生児のにきびは生後一カ月ごろまでは多く見られますが、10代の思春期にきびよりも、このころの赤ちゃんの方が、にきびは多く見られるとまで言われています。ただし、生後二カ月〜三カ月を過ぎても、症状がひどくなったり、かゆがる場合はアトピー性皮膚炎なども考えられますので医師に診てもらいましょう。